実際に派遣社員として働いてみると、想像していたよりも、いろいろな面で疲れることがありますよね。派遣社員の働き方は、メリットもあります。しかし、派遣先の当たりハズレによっては、デメリットの方が色濃くでてしまいます。そのような場合、疲れがたまってしまいます。
社会人として働いていく以上、疲れる時はありますが、派遣社員特有の原因のために疲れることもあります。
長期間にわたって、疲れがたまると、精神的にもきつくなってくるわ。
そこで、派遣の仕事に疲れる原因とその対処法についてまとめてみました。
結論としては、対処法をいくつか試してみて、それでも疲れるようだったら、他の派遣先に移った方がいいです。
派遣社員のメリットは、職場をかえやすいことだよ!
無理して、体調をくずしてしまったら、働くこと自体がむずかしくなってしまうわ…。
疲れがたまると、せっかくのお休みも満喫できないので、自分の時間がもったいないですよ。
なんとかして、今の状態から抜け出しましょう!
派遣の仕事に疲れる理由
派遣社員が疲れを感じる理由としては、派遣社員ならではの悩みが多いです。
派遣という働き方に慣れてくると、疲れが軽減されてくることもあります。自分なりの方法で疲れをためないように対策をとりましょう!
いろいろな派遣先があるけれど、疲れる理由は、ある程度、みんな共通してるよ。
派遣に疲れる理由①人間関係がめんどくさい・お局様にいじめられる
私自身、派遣社員として働いてきて、人間関係の悩みが全くなかった派遣先は、1社くらいです。
ほとんど、どこの派遣先にも人間関係の問題はあり、それは正社員と変わりません。
指揮命令者、正社員、派遣社員同士で、どうしても合わない人がいると、当然、疲れてきます。
新しい派遣先で、新入りだからって、いびられたりすることもあったわ…。
「ランチハラスメント」のような、ランチの時間の過ごし方でも、派遣先によっては不快な思いをする場合もあります。
私は派遣先に、どうしても合わない人がいたときがありました。理解がある派遣先の場合は、フロアを別にしてくれたりします。
逆に、派遣先によっては、少人数のために、会話が少なく、孤立感を感じる職場もあります。
部署で一人だけの派遣社員の、いわゆる「ぼっち派遣」だと、息抜きに会話したり、すぐに相談できる相手がいなかったりして、疲れやすくなったりします。
派遣に疲れる理由②仕事内容が合わない・慣れない・やりがいがない
仕事のミスマッチによって、仕事内容や職場の雰囲気に合わない派遣先に当たってしまった場合は、疲れがたまります。
このような場合、仕事内容が難しいものをいきなり振られたり、逆に簡単すぎる単純作業をずっと続けなければならなかったりします。
派遣会社のマッチングがうまくいっている場合は、職場に慣れてくると、疲れが長引かないため、働きやすいです。
単純作業が向いていない人は、単純作業が長期にわたって続くと、仕事にやりがいが感じられなくなります…。
単純作業の程度にもよりますが、単純作業で疲れを感じる人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
派遣に疲れる理由③雇用の不安定さ
派遣社員は3か月や半年契約を更新して、雇用されていくことが多いため、更新月が近くなってくるたびに、更新されるか心配になるため、疲れてきたりします。
派遣先によっては、スキルが足らなかったり、周囲との人間関係に問題があったりする場合には、契約を更新しないこともあります。
10年以上、派遣社員として働いていると、周囲の派遣社員さんが契約を切られるのを目にすることも多いです。
更新のたびに心配する人は、派遣社員特有の働き方に疲れてきてしまうよ💦
派遣に疲れる理由④その派遣先と合わない
相性の問題で、どうしてもその派遣先とは合わない場合も、疲れます。
雰囲気や仕事内容や進め方、人との相性が、自分には合わない場合、無理して合わせなければならなくなるため、余計な労力を使ってしまいます。
その結果、疲れがたまってしまいます。
現在の派遣先に、どうしても妥協できない問題がある場合は、疲れてしまうわ…。
派遣に疲れる理由⑤待遇などの悪さ
派遣先によっては、休暇が取りづらいなど、待遇が悪い場合があります。
派遣社員によっては、ほとんど正社員と同じような業務を行っている人もいます。そういう人は、給与面などの待遇の悪さが労働力に見合っていないため、疲れを感じやすくなります。
派遣社員だけ、業務に関係しているにも関わらず、研修・勉強会や会議に参加できない派遣先もあります。
真面目にちゃんと働いている派遣社員さんほど、待遇の悪さに疲労感を感じるよ。
派遣に疲れる理由⑥正社員より地位が低く見られる
どんなに仕事ができても、派遣社員として働いていると、正社員より低く見られる時はあります。
一生懸命に働いていても、派遣社員というだけで、地位は低く見られることは多いです。
仕事だけでなく、普段の生活でも、クレジットカードの審査に通りにくかったり、賃貸契約を結びにくかったりします。
慣れてくると割り切れたりもするけれど、いつも頑張っている人は、そのような扱いをされると、疲れがどっと押し寄せてくるよね…。
普段から、自分の無理のない範囲で仕事を進めるのも大切ね。
派遣に疲れる理由⑦理不尽なことがあっても、言いづらい
派遣社員という立場上、その派遣先で働き続けたい場合は、理不尽なことがあっても、主張しづらいです。
強く主張したことで、社員の人との関係性が悪化したことにより、次の更新がない人もいます。
私の周囲の派遣社員さんも、周囲の社員の人たちと不仲になってしまい、契約を切られていました。
派遣社員の場合、次の契約更新のことを考えると、強く言えないし…。ストレスがたまって、疲れるわ…。
派遣に疲れた場合の対処法
派遣の仕事に疲れたと思った場合はどうしたらよいのでしょうか。
そういう時の対処法について、まとまてみました。
つらくなってきたら、早めに派遣会社に伝えておこう!
派遣に疲れた時の対処法①派遣社員同士で分かち合う
これは、私が最も利用する方法です。
派遣先で理不尽なことがあって、疲れたと思っても、一人でも楽しく話せる派遣仲間がいると、元気が出てきます!!
同じ立場ですし、お互いの過去の派遣先の経験談などを話すことで、視野が広くなって、また明日から頑張ろうと思えてきたりします。
気の合う派遣さんを見つけるためにも、なるべく普段から、多くの人と接するように心がけましょう!
派遣に疲れた時の対処法②意識してリフレッシュする時間をつくる
適度にリフレッシュの時間をつくると効果的です。
勤務時間中の少しの時間でも、場所を変えたり、週末の予定を考えたりして、意識して仕事から離れると、疲れがたまりにくくなります。
派遣先にもよりますが、休憩コーナーなどがある場合は、上手に利用して、疲れを感じる前に一息、つきましょう。
プライベートの時間もなるべく、職場と家の往復だけにならないようにしよう!趣味の仲間など、幅広いコミュニティーを持つことも大切です。
自宅で家事が忙しくて、休む時間がとれない場合は、家事代行業者にお任せしてみましょう。
ゆっくりした時間を確保して、疲れを癒すことに専念することが大切です。
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私は、家事が本当に好きではないので、疲れて食事作りが無理な時は、しないことにしています💦
派遣に疲れた時の対処法③割り切る・開き直る
派遣社員として働いていく上では、ある程度、割り切ることも大切です。
人間関係の問題は、ほとんどの派遣先でありますし、派遣社員に限らず、社会人なら、いろいろな経験をします。
派遣社員の場合は、同期の人がいないことが多いです。そのため、同じ境遇を分かちあえる人が少ないため、派遣社員特有の疎外感を感じたりします。
割り切らないと、疲弊してしまうわ。
いろいろあると思うけれど、開き直れる人は、一番強いよ!
派遣に疲れた時の対処法④新しい趣味を持つ・仕事以外で新しい人と、つながりを持つ
今の疲れる派遣先に、自分の意識が集中しないようにしましょう。
趣味などを通して、新しいコミュニティーができると、気持ちが前向きになって、派遣先で何かあった場合でも、視野が狭くなりません。
プライベートの時間に、元気で前向きな人と接しているうちに、自分自身も前向きな気持ちになってきます。
自分に合う趣味を見つけてみましょう!
オンラインをうまく利用すると、疲れて自宅でゆっくりしたい時でも、リフレッシュできるよ。
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派遣に疲れた時の対処法⑤派遣会社に相談する
いろいろな事で、疲れてしまい、自分では対処できない場合は、派遣会社の担当者に相談してみましょう。
今の派遣会社に相談しても、解決が難しいようだったら、他の派遣会社へ移ることも検討してみましょう。
いろいろな派遣会社がありますが、大手派遣会社の中から選んでおくと、派遣スタッフも多いため、派遣スタッフ同士で、助け合えたりします。
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いくつかの派遣会社に登録して、自分に合う派遣会社を選ぶことがポイントです。
私は、10社の派遣会社に登録しています。
その中でも、やっぱり大手派遣会社は、求人数も多いため、派遣先を選びやすいので、よく利用しています。
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派遣に疲れた時の対処法⑥転職活動を始める
とりあえず、転職活動を始めてみましょう。
疲れがたまって、自分のエネルギーがなくなる前に、いつでも移れるようにしておくことが大切です。
新しい職場で、心機一転、新鮮な気分で新しい仕事をすることによって、経験値も上がります。
紹介予定派遣を利用したり、転職エージェントに相談したりして、派遣社員から正社員に移る人もいるよ。
派遣の仕事に疲れた時にやってはいけないこと
どんなに一生懸命に仕事をしていても、疲れたときにやってはいけないことがあります。
疲れたときは、自分でも気がつかないうちに、ものごとの判断が鈍ってくるので、いつも以上に言動には気をつけるようにしましょう!
相手を変えようとする
自分を疲れさせる原因が、特定の人である場合に、相手を批判して変えようとする人がいます。
でも、自分自身が変わるのも難しいのに、相手を変えることはできません。
相手を変えようとしても、反発されたり、恨まれる場合もありますので、やめておきましょう。
疲れる原因が人の場合は、その人とできるだけ距離をとろう!
どうしても耐えられない場合は、派遣会社や周囲の人に相談しましょう。
派遣先の上司、または派遣先の相談窓口に直接、相談する
就業条件明示書にも記載されていると思いますが、苦情の申し出先は、派遣会社と派遣先の両方に責任者がいます。
派遣先あるいは、派遣元である派遣会社は、両方が、派遣社員からの苦情には速やかに対応するとされています。しかし、実際には、派遣先は、対応を嫌がるところも多いです。
私の周囲の派遣社員の人たちも、派遣先には苦情を言わずに、派遣会社に言っていました。
疲れてくると、目の前にいる派遣先の人につい、相談してしまいそうになるのよね…。
大手派遣先企業でさえ、派遣社員の相談は、めんどくさがったりするよ。
何か相談するときには、最初に派遣会社に伝えておいたほうが無難です。
くやしいから、見返してやろうと思って、今の派遣先で頑張ろうとする
疲れてくると感情的になってしまうことがあります。
そのため、周囲の誰かと衝突し、意地になって、頑張りすぎてしまう人が多いです。
私の今までの派遣先でも、「くやしいから頑張る」「見返してやる」と言っている人が何人かいました。
派遣社員が頑張っても、その上の担当の社員の人が評価されることが多いわ。
はたから見ると、上手に派遣社員を動かせているように見えるからね。
派遣の仕事に疲れて、明日、仕事に行くのもつらい時は?
派遣先が合わなかったりすると、疲れがたまってきますよね。
そういう時は、とりあえず、1日でも余分に休暇をとってみて、心と体を休ませてあげましょう。
急にお休みをとりたくなったときは、こちらの記事を参考にしてみてください!
まずは、ゆっくり休みましょう。それから、次にどうするか、考えていったほうが、前向きな解決策が出てくるわ。
どの派遣先に行っても、疲れる場合は?
どの派遣先に行っても、疲れる場合は、派遣社員という働き方にまだ慣れていないか、間接雇用特有の働き方に向いていない場合もあります。
派遣会社や担当者が、自分に合わない可能性もあります。
私は、10社の派遣会社に登録していますが、合わない派遣会社や担当者さんもいました。
何かあったときに、気ラクに相談できる派遣会社が見つかると、疲れる前にサポートしてもらえるわ!
自分に合うかどうかは、派遣会社に登録して、その派遣会社と接点をつくっていかないとわかりません。
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まとめ:派遣社員の働き方に慣れるまでは、誰でも疲れる。まずは、休息を!! 自分の許容量を超える場合は、他の派遣先に移ったり、転職活動をはじめてみる!
派遣社員に限らず、社会人になると、いろいろと理不尽な思いをして疲れるときもあります。
長期間にわたる疲れは、次第にストレスがたまって心身に悪影響です。
まずは、疲れたときの対処法をためしてみましょう。
私の場合は、プライベートの時間を有意義にすることで、解決したわ!
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