派遣会社への登録後、仕事に応募して、職場見学を経て、いざ、仕事を開始したものの、派遣先の仕事についていけない場合も、よくあります。
そこで、派遣先のお仕事についていけない場合、どう対処していけばよいか、まとめてみました。
派遣先の仕事についていけない主な理由
派遣先の仕事についていけない主な理由はどんなものがあるのでしょうか。
私や周りの派遣さんのケースを考えてみても、ほとんんどの場合が以下に当てはまります。
ついていけない理由が明確になれば、その対処方法もとりやすいので、客観的に、現在の自分の状況を把握しておきましょう。
スキルのアンマッチ
派遣先の仕事についていけない場合、そもそも自分のスキルと派遣先のスキルがマッチしていないことが原因の場合があります。
派遣会社の役割の一つは、派遣社員の保有スキルと派遣先の求めるスキルを、できるだけマッチさせて、人材を派遣することです。
しかし、人が相手ですので、100%マッチさせるのは、なかなか難しいようです。
実際に就業してみると、事前に派遣会社から聞かされていた業務内容よりも、高いスキルを求められることもありますし、職場見学で聞いてイメージしていた業務と、実際に働いてみた業務とでは、大きなズレがある場合もあります。
自分が許容できる範囲内のことならよいのですが、高いスキルを求めるところで、無理をして働き続けるのも自分自身が辛くなってしまいます。
また、派遣先の社風によっては、求めるスキルを持っていない派遣社員に対して、居づらいような雰囲気にしてしまうような派遣先もあるようです。
人間関係が良くない
派遣先の周囲の人との人間関係が良くない場合も、仕事に対してのサポートを十分に受けられないため、仕事についていけない状況になる場合があります。
人間同士なので、どうしても合う合わないがあります。
このような場合は、早めに派遣会社に相談しておきましょう。
また、派遣先が求めるスキルに達していないのが原因となって、周囲の人から良く思われないようになり、人間関係が悪くなってしまうことがあります。
精神的なダメージが、我慢できる程度ならよいのですが、つらくなって、家に帰っても考え込んでしまうようになったら、自分にとってデメリットが大きすぎます。
そういう場合は、派遣会社に相談して、環境を調整してもらうか、他の派遣先に移ってしまった方がよいです。
相性がよくない
派遣先の業務内容や人間関係、仕事の進め方、社風などとの相性が悪い場合も、働きづらいと感じるようになり、仕事についていけないと感じるようになる場合があります。
このような場合、派遣会社に相談の上、ある程度の期間、働いてみて、慣れないようだったら、他の派遣先に移った方がよいと思います。
仕事についていけない場合の対処方法5選
派遣先の仕事にどうしてもついていけない、もしくは、ついていく気がわかない場合はどう対処すればよいのでしょうか。
対処方法としては、次の5つが主にあげられます。
自分の現状に合った方法で、何とか乗り切っていきましょう。
スキルアップをする
多少、スキルが不足している場合は、自己投資の一つとして、自分で勉強してスキルを身につけるとよいです。
自分で努力して勉強しているうちに、何か気づくことがあるかもしれません。
派遣会社でも無料でスキルアップの研修を設けているところもあるので、不足しているスキルについて、勉強する良い機会だと思って、これを機に挑戦してみるのもよいと思います。
時が過ぎるのを待つ
どんな人でも、やっているうちに、ある程度のスキルは身についていくものです。
最初は誰でもできませんので、時間が解決してくれたりします。
私は派遣社員として10社以上の派遣先で働いてきましたが、それでも新しい派遣先で慣れるのには、3か月程度はかかります。
他の派遣社員さんを見ていても、どんなにスキルがなくても、3か月経つ頃には、ある程度できるようになっています。
ですので、とりあえず、3か月程度、働いてみるのも一つの方法です。
周囲とのコミュニケーションを意識する
仕事についていけない時でも、周囲の人達とのコミュニケーションが良好だと、何とかやっていける場合が多いです。
できるだけ、笑顔で人と接し、前向きな言葉を使うようにして、適度に雑談をするのも大切です。
私の場合は、他の人と雑談しているうちに、前任者も、その前の人も、同じポジションで同じような悩みを抱えていたことを教えてもらえたりしたので、かなり気が楽になりました。
派遣会社に相談する
派遣会社に相談するのも、一つの方法です。
相談することによって、自分の頭の中も整理されますし、抱えている問題を自分一人で抱え込まなくて気がラクになります。
たいていの場合は、派遣会社の担当者が派遣先に相談して、何らかの対処方法をとってくれると思います。
派遣先を変える・転職する
派遣先の仕事についていけない場合、派遣先を変えたり、転職するのもよい方法だと思います。
今回はスキルがマッチしなかった派遣先だと割り切って、次の仕事に目を向けた方が良い場合もあります。
まとめ
新しい派遣先で働いてみたものの、実際に働いてみると、想像していたものとはかなり違う場合も多々あるのが現実です。
派遣先の仕事に、いろいろな意味でついていけないと感じた場合は、まずはその原因を特定し、解決方法を考えて、行動に移していきましょう。
一番良くないのは、無理をして頑張ってしまうことです。
せっかくの派遣社員なのですから、そのメリットを最大限に生かし、どうしても解決できない場合は、「はい次っ!」の精神で、他の派遣先に行くことも考えてみましょう。
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