派遣社員として働いていて、自分に合わない派遣先にいる時や、もっとスキルアップしたいと思う時、他の派遣先に移りたいと思うことは、ありませんか。
ある程度の期間、働いてみて、やっぱり他の派遣先に行きたいと思ったら、いろいろと求人検索をすると、やりたいことのイメージがわいてくると思うわ。
また、現在の派遣先でいろいろと悩んでいることがある人も、派遣先を変えると、一旦、リセットできるのが、派遣社員のメリットだよ。
そこで、派遣先の探し方から現在の派遣先をやめるまでの過程ををまとめてみました。
常日頃、情報収集をしておく
まずは、日頃から、年間を通して、どのような求人があるのかチェックしておきましょう。
また、ニュースアプリを毎日チェックすることもお勧めです。
関心のある業界で今、そして将来、求められているスキルが把握できるからです。
私は、毎日、どのような求人がでているのかを、帰宅までの電車の中でチェックするのが日課になっています。
日頃から、求人をチェックすることによって、頻繁に求人が出ている案件や、たまにしか出ていない案件などを、自然と把握できるようになります。
同じ案件でも、複数の派遣会社から、求人が出ていることにも、気がつくことができるようになると思うわ。
そして、同じ案件でも、派遣会社によって、時給が違うことにも気づけるようになると思うよ。さらに、それぞれの派遣会社の特徴についても、徐々にわかってくるよ。
また、年間を通して求人が出ている案件は、私の経験上、いろいろな問題があり、派遣社員の定着率が悪く、働きにくい派遣先が多い気がします。
現に、今まで私が行った派遣先で、あまりよくなかった派遣先は、3か月～半年ごとに求人がでています…。
現在の契約終了3か月前くらいからの準備
普段から、求人サイトなどで情報収集した結果、新しい派遣会社に登録する必要があると判断したら、登録してみましょう。
派遣会社への登録には、履歴書や証明写真、職務経歴書の準備、また、派遣会社によってはスキルシートの提出を求められる時もあります。
新型コロナウィルスが流行する前は、実際に派遣会社に行って、1時間程度、登録するために面談をする必要があったわ。
最近では、来社登録の他に、電話やwebで登録ができる派遣会社も続々と増えてきているよ。
私が、新型コロナ流行後の2021年の11月頃に、派遣会社2社に登録した時は、2社とも電話面談かweb面談を自分で選択できるようになっていました。
私は電話面談を選択しましたが、2社とも所要時間は30分～1時間程度で、和やかな雰囲気でした。
電話面談でも、やはり相手はプロの派遣会社の人なので、希望する仕事について細かく聞いてくれます。
また、こちらが話しやすいような会話に持っていってくれるので、安心して面談を受けることができます。
気になる派遣会社には、できるだけ時間のある時に、登録をしておくことをおすすめします。
なぜなら、登録する時に、現在、自分が希望する業種で、どのような求人が多いのか、また、自分が希望する求人に応募する最適な時期はいつか、などの、有益な情報を教えてもらえたりするからです。
派遣会社に登録する時には、求人数が多い大手の派遣会社に登録しておくと、いろいろと仕事を選べるわね。
なら、全国に拠点もあるし、オンライン登録か来社登録かを選ぶことができるので、おすすめです。
また、登録時に、自分のことを話しているうちに、自分自身のやりたい事を再確認できたりしますよ。
現在の契約終了2か月前くらいからの準備
実際に、現在の派遣契約が終わったら、更新しないつもりでいる人は、更新日の2か月前くらいから、徐々に転職に向けて、動き出した方が、ゆとりを持って、転職活動ができます。
派遣の求人は、早くに仕事を探し始めても、まだ求人が出揃っていないこともあるのよね。
前任者が退職の意志を派遣会社に伝えるのが、契約終了の約2ヶ月前くらいが多いから、そのタイミングに合わせて、動きだそう。
希望する求人案件にエントリーする
希望する求人にエントリーをすると1～数日営業日以内に、派遣会社から連絡が来ます。
エントリーした求人に、なかなか通らない時もあるのよね。
エントリーに通らない場合は、ご縁がなかった求人だと思って、他の求人にエントリーしてみよう。
私の経験上、エントリー通過のポイントは、現職の業務内容と、どれくらい一致しているか、だと思います。
現職の業務内容と、半分程度は重なる程度だと通過しやすいです。
私は、スキルの幅を広げたくて、過去に少しだけ経験したことのある業務にエントリーしたところ、通過するのが難しかったです。
その時は、現職と半分程度重なる仕事内容の求人にエントリーしたら、通過しました。
スキルアップのために、どうしてもやりたい仕事があるんだけど･･･。
そういう場合も、派遣会社の担当の人に伝えておくと、できるだけ、希望に沿うようなお仕事を紹介してくれたりするよ。
エントリーに通過後は、そのまま派遣先に紹介→職場見学→就業決定という流れになっていきます。
エントリーに通過しなかった場合でも、不安にならなくても大丈夫です。
そういう場合は、類似の他の求人の紹介をしてもらえたりします。
あるいは、自分がエントリーした会社の他部署の求人を紹介されることもありますよ。
自分に合う派遣会社が見つかると、就業後も働きやすいので、焦って妥協しないようするのが、ポイントよ。
現在の派遣会社に契約更新を辞退することを伝える
一般的には、派遣会社に契約更新をしない旨を伝えるのは、1か月前と言われています。
いつまでに、更新しない旨を伝えなければならないかは、契約書や就業規則に記載されています。
自分の契約書などを確認しておく必要があるわね。
実際には、1か月半から2か月前くらい前が良いと思うよ。 この時に気を付けなければならないことは、派遣会社より先に、絶対に派遣先には辞めるということを伝えないことです。あくまで間接雇用ですので、そこの線引きは大切です。
派遣契約終了3週間～1か月前くらいからの準備
派遣会社から派遣先に契約終了の連絡が伝わっている場合には、派遣会社の営業担当さんや派遣先の指揮命令者に最終出勤日の相談をしておき、確定しておきます。
最終出勤日が決まったら、部署の方々に、最終出勤日について伝えておいた方が、業務への支障が少なくてすむわね。
ただし、派遣先によっては、辞めることは、派遣先の上司から部署のメンバーに伝える慣習がある場合がありますので、その時はその指示に従ってくださいね。
また、次のお仕事で、派遣会社が変わる場合は、次の派遣会社へ提出する書類がいろいろとあります。
雇用保険に入っている場合は、現在の派遣会社から雇用保険被保険者証を退職前でも請求できるので、受け取っておきましょう。
次の派遣会社での手続きの際に提出が求められるので、雇用保険に加入している場合は、早めに請求しておいた方が安心です。
まとめ
派遣先を変えることは、一時、忙しくて、大変ですよね。
次の派遣先が今よりも良いという保証はありませんが、現在、悩んだり、このままで良いのかと考える時期が続いた場合は、派遣会社の担当者に相談してみましょう。
いろいろと相談した結果、解決しない場合は、派遣先を変えることで環境をリセットして、新しい環境で、また頑張ってみるのもよいのではないでしょうか。
転職活動は、とても勉強になりますし、経験値も上がります。
その過程で、自分に足りないものや、逆に、自分の長所もわかってきます。
もちろん、今の派遣先を長く続けることでの、メリット・デメリットをよく考えた上で、決めることがベストです。
そして、決断した後は、粛々と前を向いて、転職活動をしていきましょう。
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