最近「リスキリング」という言葉を耳にすることはありませんか?
リスキリングとは、新しい技術や働き方に伴って、必要となってくる新しい知識やスキルの習得を行うことを意味しています。
似たような言葉で、「リカレント」や「スキルアップ」「生涯学習」などがありますが、リスキリングとどう違うのでしょうか。
また、最近、話題になっているリスキリングは、派遣社員も対象になるのか、疑問に思ったので、調べてみました。
よかったら、参考にしてみてください。
リスキリングとは
最近よく耳にすることが多くなった「リスキリング」という言葉ですが、新しい技術や働き方によって、必要となってくる新しい知識やスキルの習得を行うことを意味しています。
企業側から従業員への育成・再教育を行うことを指しているため、主に正社員を対象に行われているようです。
そのため、派遣社員の場合は、自分で新しいスキルを身に付けるか、現在よりも、将来的にニーズがあると思われるスキルを身に付けられるような派遣先に移る方が、スキルアップにつながりやすいです。
ほとんどの派遣会社が、スキルアップのために、いろいろなセミナーを実施していますので、それを積極的に活用することによって、派遣社員でもスキルを身に付けることはできます。
リスキリングと似たような言葉に「リカレント」や「スキルアップ」、「生涯学習」などがありますが、どのような違いがあるのでしょうか。
まず、「リカレント」ですが、こちらは、リスキリングと異なり、企業側が従業員に対して行う取り組みではなく、本人が自発的に行う、知識やスキルの習得を指しています。
具体的には、自らの意志で、社会人大学へ通うなどのことを言います。
「スキルアップ」は、現時点で持っているスキルのレベルアップを指しているようです。
広義の意味では、自分の持っているスキルを向上させることを言うため、リスキリングもスキルアップの一つと言えるようです。
「生涯学習」はリスキリングとは異なり、新しい仕事に就くためにスキルを身に付けることを目的とするのではなく、その人の生涯にわたって行う学習活動をさしています。
具体的には、学校や地域にとどまらず、家庭や趣味など、あらゆる場面において行われる学習のことを意味しています。
派遣社員のスキルアップ方法はどうすればよいのか。
派遣社員が自分自身の将来に備えて、スキルを身に付けていくには、実際には、どうすればよいのでしょうか。
派遣先を変える
派遣社員として、どういう働き方を望むのかによっても違ってきますが、スキルアップをしたいと思う派遣さんの場合は、派遣先を変えるのが一番、早いです。
いわゆる、スキルを横に展開していく方法です。
人によっては、特にスキルアップは望まず、一か所に少しでも長くいたいと考える人もいます。
派遣会社の無期雇用になったりすれば、同じ派遣先で3年以上働くことができますし、無期雇用以外にも、60歳以上であるなどの3年ルールの例外にあてはまれば、3年を超えて働くことができるようです。
しかし、派遣先によっては、無期雇用か有期雇用かに関係なく、3年で契約を更新しない派遣先もありますので、前向きに考えて、スキルアップにつながるような派遣先を選びましょう。
スキルアップに力を入れている派遣会社に登録する
スキルアップに力を入れている派遣会社に登録し、そこのサービスを利用して、スキルアップをしていくのも、一つの方法です。
派遣会社によっては、実際に就業していなくても、登録だけで利用できるサービスもあるので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
最近、オンライン登録や電話登録が可能な派遣会社が、かなり増えてきたので、以前よりはラクに登録ができるようになっている派遣会社が多いです。
アデコなら、登録した人に対して、無料で利用できるオンライン研修が充実しています👍!
さまざまな講座から選ぶことができたりするので、おすすめです😊!
アデコなら、Webで登録が完了するよ😺。
他の派遣会社でも、スキルアップ研修や資格講座をオンラインやオフラインで無料で受けらる場合も多いので、上手に利用していくと、よいと思います。
私は、10社の派遣会社に登録しているのですが、簿記3級を取得した時に、派遣会社から1万円を、お祝い金として頂いたことがあります(この時は、登録だけでなく、そこの派遣会社での就業経験の履歴が必要でしたが、ぎりぎり、そこの派遣会社での就業期間に重なっていました)。
自分で勉強する
自己投資のために、自分で勉強してスキルを身に付けていくことも大切です。
派遣社員として働いていく上で、次の派遣先に応募する時に、そのスキルがあると、話が決まりやすいものを身に付けておくと、自分自身が後々、助かります。
英語やPC、コミュニケーションスキルなど、将来、役立つようなスキルを身に付けることがおすすめです。
まとめ
今、話題の「リスキリング」は企業側(雇い主)から従業員に働きかけるもので、将来的に必要となる新たなスキルを取得することを指すようです。
そのため、派遣社員の場合は、自分でスキルアップする方法を選ぶ方が確実です。
スキルアップする方法としては、派遣先を変えて、スキルの幅を広げる方法や、派遣会社の研修や講座を利用する方法、あるいは自分で勉強する方法などがあります。
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