最近、よく、「ブーメラン社員」や「出戻り社員」「出戻り転職」といった言葉を聞くことはありませんか？
一旦、退職した会社に再び、戻ってくる社員のことで、会社にとっても、メリットがあると言われています。
その理由としては、まず第一に、他の会社にいったことで、その会社を客観的な視点を持って見れるからです。
また、戻ってきたことによって、他の社員に対して、やっぱり、この会社は戻ってきたいと思えるほどの良い会社なんだと印象付けたりすることもできるからです。
正社員だけでなく、派遣社員の場合も、出戻り派遣社員やブーメラン派遣社員の人がいますよね。
出戻った方がよいかという結論としては、人それぞれで、実際に出戻ってみないとわかりません。
なぜなら、同じ部署に出戻れても、人間関係が悪化してしまう人もいたからです。
私も一度だけ、同じ部署ではありませんが、出戻った経験があります。
大手企業だったのですが、部署が違うと、雰囲気も考え方も、業務量も全く違い、人間関係もあまりよくなかったため、私は半年で辞めてしまいました。
今回は、出戻り派遣社員について、どんな感じなのか、私の経験談も交えて、まとめてみました。
私の出戻り体験談
私は同じ会社の他部署に出戻りました。
他部署といっても、以前の部署の社員の人が、異動してきたりと、かなり近い部署に出戻りました。
それでも、部署が違うと、違う会社に来たような感じはしました。
出戻った理由としては、以前の部署は、社員の方も派遣社員の方もみなさんの仲が良かったからです。
再度、すぐにやめた理由
以前いた部署とは、全く違う雰囲気で、人間関係も最悪だったため、すぐに辞めました。
業務内容も、前回と類似の業務なので、安心して出戻りましたが、結果として、半年で辞めることになりました。
今回は、他部署しか、空きがなかったので、同じ部署に空きがあれば、続けていたと思います。
職場見学の時点で、雰囲気が違うと思ったら、辞めておいた方が安全だったね…。
以前の部署の社員の人に相談したりしていたのですが、結局、他の派遣先に行きました。
ですので、同じ会社で、割と近い関係にある部署でも、全く環境が異なる場合もありますので、注意してください。
派遣先で出会った出戻り派遣社員の人達
私は、10社以上の派遣先で働いてきたので、今までの派遣先で出会った出戻り派遣社員の人達についてお伝えしようと思います。
よかったら、ぜひ参考にしてみてください。
自宅から近いという理由で出戻り、後悔した人
自宅から近いため、苦手な社員がいたけれど、同じ部署に戻ってきた派遣社員の人がいました。
ストレスが原因かどうかはわかりませんが、体調があまりよくなく、1週間に1回は通院をするために、早退をしていました。
発端は、ある時、苦手な社員の人についての苦情を、派遣先の上司に相談したことから始まりました。
苦手な社員の人は、上司には気に入られていたので、逆に上司から怒られて、その出戻った派遣社員さんは、泣いて帰ったみたいだったわ。
苦手な社員の人がいたにもかかわらず、出戻ったのは、転職活動中に、なかなか他の派遣先が決まらなくて、自信を失って妥協してしまったから、と言っていました。
ですので、たとえ、自宅から近い派遣先であっても、以前の部署に、どうしても苦手な人がいる場合は、同じ部署ではなく、他部署を選んだ方がよさそうです。
出戻る時に、何か心配な点がある場合には、念のため、派遣会社に聞いてみるといいわよ。
大手派遣会社なら、同じ派遣先に、複数の派遣社員を派遣したりしているので、いろいろと情報を得ていたりするよ。
少なくとも、ストレスになるような苦手な人がいるとわかっている部署に戻るよりかは、同じ派遣先でも他部署に行くか、他の派遣先に行った方が、良い職場である可能性は高いです。
同じ部署に出戻ったが、後悔して、また辞めた人
こちらも同じく、以前も、苦手な人がいたにも関わらず、同じ部署に出戻った人の話です。
その派遣社員さんも、同じ部署に出戻ってきましたが、以前、いた時に苦手だった社員の人が、長期休暇に入る予定だということを聞いて、それなら戻ってきても大丈夫かな、と思って出戻ってきたそうです。
しかし、その苦手な社員の人が、長期休暇に入るまでの数か月間は、一緒に働かなければなりませんでした。
出戻った時の方が、さらにストレスを強く受けているようで、はたから見ても、体調が悪そうだったわ😔･･･。
その人も転職活動がなかなか、うまくいかなかったため、焦って、同じ部署に出戻ってきたとのことです。
やはり、苦手な人がいるとわかっている部署に戻るのは、辞めておいた方がよさそうです。
派遣先では、人間関係の問題が、結構あるのよね。
人間関係の調整は難しいことがあるから、何かあった時のために、派遣会社には伝えておこう!
【出戻り成功】子会社から親会社（他部署）に出戻ってきた人
子会社から親会社（他部署）に移った人もいました。
この人は、出戻りが上手くいった人です。
その派遣さんが以前いた子会社は、親会社と同じ建物内にあったので、部署を変えて出戻ったような感じです。
本人も、他の会社に行くよりも、場所的に慣れている、同じ建物内の親会社に移った方がいいかなと感じて、出戻ったそうよ😃。
なお、以前の部署は、いろいろな理由があり、契約更新はされなかったため、異動せざるをえなかったようです。
この派遣社員さんはメンタルも強かったわ。新しい部署で人間関係のトラブルがあった時に、チーム異動をさせられたけれど、仕事がほとんどない状態になっても、淡々としていたわ。
派遣社員の大切なスキルの一つは、決まったことに粛々と従うことだよ✨
まとめ
今まで、自分を含め、出戻ってきた派遣社員さんの状況をまとめてみると、同じ部署に出戻って、上手くいっているケースは、案外、少ないように感じます。
周囲の人を見ても、出戻った場合は、後悔している人の方が多少、多い印象です。
転職できるだけの余力は、常に残しておきましょう。
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以前、人間関係や仕事内容に対して、特に不満なく、仕事ができていた人は、出戻ってもよいかもしれません。
しかし、そうでなかった場合は、新しい派遣先の方がよい職場の可能性は高いです。
出戻る時には、以前の自分の状況をよく思い出し、新しく他の派遣先に行く場合よりも、慎重に検討しよう!!
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