派遣社員として働いていると、責任が大きい仕事をお願いする派遣先から、単純作業ばかりの派遣先まで、いろいろな派遣先があるので、戸惑うことも多いですよね。
責任が大きい仕事をお願いされる職場は、毎日、残業があって、業務量も多く、期日も短めの業務をこなさなければなりませんでした。
結局、そういう派遣先は、心身ともに疲れてしまい、初回契約でやめてしまいました。
反対に、単純作業ばかりの派遣先で働いたこともあります。
あまりにも、自分のスキルとかけ離れたような、単純作業の場合も、結構つらかったです。
そこで、今回は、単純作業ばかりでつらい時の対処法について、まとめてみましたので、よかったら、参考にしてみてください。
単純作業ばかりを任される理由
派遣社員に単純作業ばかりをさせる派遣先には、どのような理由があって、そのようにしているのでしょうか。
慣れてきたら、いろいろとやらせてくれる派遣先もありますが、何年たっても、同じ作業の場合もあります。
単純作業から抜け出したい場合は、ある程度のことを任せてくれる派遣先に移るか、派遣社員以外の雇用形態を選んだ方がよいかもしれません。
派遣社員という雇用形態
派遣社員はどうしても、一時的、外部の人間、代替可能な人材、という扱いを受けやすいため、大きな責任が伴う仕事は任せられないことが多いです。
結果として、定型的な単純作業や、雑用などになってしまうことになります。
今まで、派遣社員がいなかった派遣先では、「今までいなかったところに、来てくれただけでも助かっている」と言ってくれるところもあるので、そのような良い環境の派遣先の場合は、単純作業でも、やりがいがあるかもしれません。
単純に下に見ている
派遣社員という存在自体を偏見の目で見たり、下に見ている派遣先の社員の人達も少なからずいます。
その場合、かなり簡単な雑務的な仕事しか任せられない場合が多いです。
そもそも、信用していないので、ミスされると困るような仕事はお願いされません。
単純作業の派遣先でも、その業務の一部に、自分のスキルシートに書けるような業務がある場合は、今後の転職活動のために、ある程度の期間は、続けるメリットはあると思います。
単純作業ばかりの時の対処法
自分でできる範囲で、単純作業のつらさを緩和させるような方法をまとめてみました。
いろいろと試してみて、自分に合ったものを探しみてください。
私の場合は、無理やりにでも、その単純作業のメリットを見つけたり、自分だけでノルマを設定して、自己新記録を目指していたりしました。
メリットに着目する
単純作業をしていることのメリットについて、頭の中で考えましょう。
気楽だし、ミスしても大したことにならないし、慎重にならなくてもいいし、これでお金になれば…など、そのメリットについて、考え続けると気がまぎれます。
私の場合、この方法で、苦手な単純作業があったのですが、3か月は持ちました。
自分の中で競争・ゲームのような設定をする
これも、おすすめの方法です。
10分でどれ位できた、15分で、30分で…と自分の達成具合を数値化していきます。
それを頭の中で、グラフ化していき、自分が上達していることを確認することで、自己満足するようにします。
小まめに休憩をとる(可能な場合)
この方法は、派遣先によって、可能な場合と不可能な場合とに分かれますが、可能な場合は、小まめに休憩をとりましょう。
私の場合は、他の派遣社員さんが少し手が空いていそうな時間帯に、何か用事を見つけ出して、話をしに行って、リフレッシュしていました。
他には、コーヒーを買いに行ったり、PCでメールチェックしたり、社内HPを眺めつつ休憩したり…いろいろとやっていました。
お金に換算していく
つど都度、お金に換算していき、モチベーションをあげるのも、気を紛らわす方法の一つです。
これだけの時間がたったから、〇〇円稼げた、このお金で、大好きな〇〇を買えるなぁーなどと、考えることによって、単純作業のつらさを和らげることができる場合があります。
まとめ
派遣先によって、派遣社員に対する対応は、いろいろと違います。
いざという時のために、自分自身にスキルを身に付けておく必要がありますが、単純作業の場合、スキルアップが難しいかもしれません。
かろうじて、単純作業の仕事でも、ある程度の期間は勤めてきたという経歴が、スキルシートに書けるかもしれませんが、その経歴を必要とするのは、単純作業を望んでいる派遣先の可能性が高いので、再び、単純作業の仕事につくことになるかもしれません。
そのため、現在の仕事をスキルシートに書く場合に、次の派遣先に注目してもらえるようなスキルを書けるかどうかを考慮して、単純作業の仕事を続けるべきかどうか、考えてみる方がよいと思います。
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