派遣先の時間管理や監視が厳しい時はどうする？

派遣先によっては、時間管理がゆるい所もありますが、極端に時間管理が厳しい所もありますよね。

行き過ぎた時間管理の職場に当たってしまうと、一日中、監視状態の場合もあります。

派遣先によっては、派遣社員をお手伝いさんのように思っている所もあるため、時には、こき使おうとして、時間管理が厳しくなることもあります。

そんな場合は、どのように対応していけばよいのでしょうか。

監視が厳しい派遣先での原因と、その対策についてまとめてみましたので、よかったら参考にしてみてください。

とまっち

時間管理が厳しく、ストレスになるようだったら、早めに派遣会社に相談してみよう。

厳しい時間管理・監視とは

派遣先によっては、10分の残業も許さないのに、業務量が多く、必死で定時に間に合わせなければならない所もあります。

また、たとえ数分でも、派遣社員の手が空く状態をもったいないと思うのか、常に社員が監視しているような環境の職場もあります。

実際に、時間管理の厳しい職場とは、どんな感じなのでしょうか。

自分だけ業務日報などを書かされる

新しく入った派遣社員にだけ業務日報を書かせるような職場もあります。

また、ある派遣先では、部署全体の月報会で、派遣社員もスライドを作って、１ヶ月の業務の進捗を発表させる所もあったりしました。

派遣社員をまとめていたチームリーダーに直接、聞いたことがあるのですが、派遣社員同士を競わせるために、処理した業務量を、お互い見えるようにしている場合もあるそうです。

とまっち

時間管理の厳しい職場は、今までもずっと、そのやり方で業務を回してきたため、それを変えるのは難しいよ。

数十分ごとに見回りに来る・自分の近くで仕事をやり始める

基本的に、派遣社員を信用していない職場の場合、数十分単位で見に来るか、もしくは、普段は自分の近くで仕事をしていなかった社員が、あえて、近くで仕事をやり始めたりします。

私の今までの派遣先での派遣社員さんは、このような職場環境で、ストレスを貯めすぎて、ぶち切れてしまった人もいました。

とまっち

ストレスの影響は人によって違うので、体調を崩してしまう人や、無気力になって、業務があまり進まなくなってしまった人もいるから、そうなる前に何とか対策をとろう！

時間管理を厳しくする理由

監視する方も、時間と労力を使います。

ではなぜ、監視したり、過度な時間管理をするのでしょうか。

とまっち

派遣社員として、何社かで経験を積むとわかってくるけれど、社風も大きく関係してくるよ。

気に入らない・いじめたい

現在の派遣先と、いわゆる「水が合わない」「相性が合わない」場合、周囲の社員さんからも、よく思われないため、いじめの一つとして、時間管理を厳しくされる場合もあります。

同じ部署で同じ業務の派遣社員さんがいれば、その人と自分の状況を比較することで、差別的な扱いを受けているかを知ることができます。

他の派遣社員から、過去の前任者の状況について聞いておくと、良い情報が得られたりします。

とまっち

派遣先の派遣社員さんとは、所属している派遣会社が違っていても、愛想をふりまいて、仲良くしたほうが、自分にとってメリットが大きいよ！

さぼると思っている

基本的に、派遣社員は外部の人間だと思っているため、さぼると思われている場合もあります。

私の経験上、実際に、要領よく、さぼる派遣社員さんも多かったので、無理もないとは思いますが…。

普段から、一生懸命、頑張っているのに、監視が厳しい場合は、改善は難しいかもしれません。

とまっち

一人で解決できなさそうだったら、早めに派遣会社に状況を伝えておこう。

支配欲・自己顕示欲がある

ただ単純に、派遣社員を下の人間だと思っている人の場合、支配したがる人もいます。

思い通りになる人間がいることによって、支配欲や自己顕示欲が満たされるようです。

こき使いたい

派遣社員には、お金を出して、労働力を買っているのだから、なるべく、こき使いたいと思う人もいます。

とまっち

過度な時間管理をしている部署は、派遣社員の定着率も悪いことが多いよ。そういう派遣先にはあまり、こだわらずに他の派遣先に目を向けよう！

時間管理が厳しい時の対処方法

基本的に、モラハラや時短ハラスメントのような職場の場合で、かつ、自分が耐えられないような環境の場合は、他の派遣先に移る方が、自分へのメリットが大きいこともあります。

しかし、人によっては、できるだけ、現在の職場に長くいたい場合もありますので、そのような場合は、どのような方法をとれば、よいのでしょうか。

とまっち

大手企業の場合は、環境を変えるのは、難しいよ。

できるだけ見られないように時間・場所をかえる

可能であるならば、できるだけ、見られないように、同じ場所でやる業務の時間をずらしたり、多少、離れた場所で業務を行ったりするのもよいです。

とまっち

監視する人のスケジュールを、こちらもある程度、把握しておこう。

派遣先を変える

派遣社員の最大のメリットが、派遣先を変えられることです。

現在の職場が、前任者や他の派遣社員も含め、同じように、行き過ぎた管理や、監視がある場合は、自分の力で、その職場を変えることは難しいです。

現在の職場環境を変えることに、自分の労力や時間などのコストをかけるよりも、他の派遣先に移ることに、力を集中させた方が、自分にとってメリットが大きいと思います。

とまっち

その職場のやり方を変えようとすると、嫌がられて、かえって、自分自身がいづらくなる場合もあるので、慎重に対応しよう。

派遣会社の担当者に相談する

プロである派遣会社の担当者に相談するのが、最も確実です。

私は、10社以上の派遣先で、働いてきましたが、難しそうな問題の場合は、自分で考えると負担が大きいです。

派遣会社は、今までの経験から、多くの情報を持っているため、派遣先で困ったことがあったら、基本的に派遣会社にお願いすることをおすすめします。

とまっち

派遣社員のメリットの一つが、派遣会社のサポートを受けられることだよ。

まとめ

長くいる派遣社員さんに聞いてみてもわかるかと思うのですが、自分の前任、さらにその前にいた派遣社員さんは、どのように働いていて、どのような悩みをもっていたのかを知っておくことは、とても大切です。

ほとんどの場合、自分と同じような悩みを抱えていることが多いです。

過度な時間管理で、許容量以上の業務量を、時短で行わせようとするのは、いじめに当てはまる場合もありえますので、早めに派遣会社に相談してみましょう。

とまっち

あくまで、そこの派遣先のやり方を尊重しつつ、自分が働きやすい方向に、微調整していこう。