派遣社員を含む非正規雇用での働き方を選んでいると、どうしても無職の期間がある時がありますよね。
契約終了に合わせて、次のお仕事を上手くつなげることができれば良いですが、焦って探して、自分に合わない職場を選んでも、合わなかった場合、自分だけでなく、周囲の人達にも迷惑がかかってしまいます。
当分の生活費に困らないようだったら、自分に合いそうな求人が出るまで、無職期間を有意義に過ごせることができれば、後悔しません。
無職期間を「自分への投資期間」にしていきましょう。
そこで、無職期間での過ごし方について、いろいろとまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
「自己都合退職」と「会社都合退職」
退職には2パターンあり、「自己都合退職」と「会社都合退職」と言われるものがあります。
自己都合退職とは、転職、介護、病気療養などを理由として退職する場合のことを言います。
デメリットとしては、失業給付金がもらえるまでの給付制限期間があるようです。
詳細は厚生労働省のホームページに記載されています。
あるいは、ハローワークで聞いてみると、詳しく教えてもらえます。
また、病気療養中の方で、在職中に「傷病手当金」の給付を受けている人は、退職後も継続して受給できる場合があるようですので、確認しておきましょう。
会社都合退職は、解雇や退職勧奨、倒産など、会社側の都合により退職する場合のことをいいます。
派遣社員の場合は、いろいろと条件があるようですので、ハローワークで確認した方が確実です。
無職中にやれること
無職中は時間があるため、いろいろなことに挑戦できますが、失業給付金を受給している人は、副業やアルバイトにも制限がかかるようですので、ハローワークの方に確認すると、いろいろと教えてもらえるようです。
副業やアルバイトに要した時間や収益などにより、給付金額が引かれたりするようですし、受給できなくなる場合もあります。
そのため、副業やアルバイトをする場合は、必ず、ハローワークの方に相談してからにしましょう。
資格・スキルアップのための勉強
在職中は、資格やスキルアップのための勉強時間を、多くとることはできません。
しかし、無職期間中は、次の日の予定も気にせずに、勉強に時間を費やすことができます。
お金に対する理解を深めるためにも、簿記3級やファイナンシャルプランナー3級の取得がおすすめです。
自分が希望している職種にもよりますが、TOEICの点数を上げておくのもよいです。
固定費削減・保険などの支出の見直し
普段は忙しくて、電気・ガス代、通信費、保険料など、固定費の削減のための手続きが面倒で手付かずの場合は、この期間にやってしまいましょう。
また、銀行の休眠口座は、手数料がかかったりするなど、各銀行によって対応が異なるため、これを機に資産の整理をしておきましょう。
また、保険についても加入しなければならないものや、不必要なものを自分で考えて整理しましょう。
その判断をするためにも、いろいろと保険に関する勉強も必要です。
仕事が決まるまでの時間を使って、勉強しましょう。
自宅や庭の整理整頓
不要なものは、すっきりと片づけましょう。
動くことによって、運動にもなりますし、家の中がすっきりすると、気持ちも前向きになります。
メルカリの使い方を覚えるために、家にある不用品を売るのも勉強になりますし、面倒だったら、リサイクルショップに売っても、家の中も気分もすっきりします。
なお、失業給付金を受けている人は、家にある自分の不用品以外をメルカリなどで売ると、収益と見なされる場合もあるので、ハローワークの人に確認する必要があるようです。
コメント