派遣社員として働いていると、いろいろな派遣先があり、悩むこともありますよね。
間接雇用という雇用形態が問題を複雑にしている場合や、派遣社員自体をお手伝いさんのように考えている人も中にはいます。
そこで、派遣社員として働いている人が、実際にどのような悩みを持っていて、どのように解決したのかをまとめてみました。
私の経験では、派遣社員の悩みは、同じ職場で、同じ境遇にある派遣社員からは、同じ悩みを聞くことが多いので、自分だけではなく、みんなも同じことを思っているという印象です。
人間関係
派遣社員の約半数が抱えているとも言われているのが、人間関係の悩みです。
ごくたまに、派遣社員を下に見ている社員の人もいたり、あるいは、派遣社員同士の派閥などがあったりして、それらが原因で悩み、働きづらさを感じる人も多いようです。
多かれ少なかれ、どこの職場にも、人間関係の問題はあるとよく言われますが、特に問題がない派遣先もあったりします。
みんなの解決方法としては、適度な距離を保つ、割り切って仕事をこなす、派遣会社を通して、派遣先に調整してもらった、などが多いです。
雇用形態が不安定
派遣社員はどうしても雇用が不安定なため、その点で、悩んでいる人も多いようです。
派遣元で無期雇用されていても、現在の派遣先で契約終了となれば、他の派遣先に移らなければなりません。
予算の都合や、その業務自体の削減、部署の削減など、自分の能力とは関係ないことで、契約終了になることもあります。
解決方法としては、紹介予定派遣などを利用して直接雇用を目指す方法などがあります。
実際に、私の派遣先では、紹介予定派遣から正社員になった人もいます。
中小企業だったら、派遣社員から正社員になった人が数名、いました。
ただ、その場合も、年齢が若く、20代～30代前半だったり、元々、派遣社員になる前は正社員で、同じ業務を経験したことがあったりする人でした。
仕事内容
派遣社員の仕事内容に関する悩みも多いです。
聞いていた仕事内容とは違っていたり、忙しすぎたり、逆に、暇すぎたりして、いろいろと悩むことがあったりします。
業務量が多い、少ない。
派遣先によっては、業務量が多すぎたり、逆に少なすぎたりする場合があります。
私の今までの派遣先の派遣社員の方達は、業務量が多すぎる場合は、自分のペースで行い、残業するか、あるいはミスをしてしまっていました。
先方もミスされるよりかは、業務量を調整しようと思ったようで、減らしていました。
また、業務量が少ない場合は、派遣社員本人の性格にもよりますが、空いた時間を適当に過ごせる人もいれば、悩んで派遣会社に相談しても解決せず、体調を崩していた人もいました。
解決方法としては、派遣会社を通して相談する、派遣先を変えるなどが考えられます。
直接、派遣先の社員さんに相談したい場合は、まず最初に派遣会社の担当者に相談し、直接、派遣先の社員さんに相談してもよいか、許可をとった方が良いと思います。
仕事内容が単純作業、もしくは難しすぎる、または契約内容と違う。
実際に働いてみたら、聞いていたよりも単純作業でやりがいが感じられなかったり、または難易度が高かったり、契約とは違う業務を頼まれたりといった問題があるようです。
解決方法としては、まずは派遣会社の担当者に相談するか、派遣先を変えるなどがあります。
他にも、単純作業である場合は、割り切ったり、何か自分なりの目標を立てて取り組む、などをしているようです。
仕事内容が難しい場合は、周りの人の協力を得るために、コミュニケーションを心がけ、助けてもらえるようにするなどがあります。
契約内容と違う業務の場合は、派遣社員本人が対応できるレベルの問題ではないため、即刻、派遣会社に相談するしかないようです。
まとめ
派遣社員の三大悩みと思われる、人間関係、雇用形態の不安定さ、仕事内容について、その解決策についてもまとめてみました。
悩みがあったら、深刻になる前に、派遣会社の担当者に相談してみると、道が開けてきたりします。
派遣会社もプロですので、上手にサポートしてくれます。
安心して相談して、解決の方向に導いてもらいましょう。
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